情緒資本論序説
日本の情(こころ)/情動/感情資本主義
山本 哲士 著2025年7月4日発売予定
ISBN 978-4-924671-89-8
文化資本は、知的資本と情緒資本との共作用からなされる。
思惟以上に、情が働いている。 感情が商品化され、管理される心の状態に現在はある。
情緒が人であることの本質だ。
情動、感情、情緒を活かす回路を探る。
書籍内容
0 感じるを考える 知性より働いている情
序 後期近代 感情資本主義を経ての感情と情緒
1 情動論 不安の情動
ラカンの「不安」情動からの出立
2 情緒論 日本の情緒論
日本の情緒論の地平
3 感情論 感情の探究
感情をめぐる歴史学と社会学と哲学
4 エモーションの界 感情世界の基本配置
5 感情資本主義
6 情緒資本へ
7 情緒資本と智的資本
¥2,860価格